ビジネスで取り組みたい課題が目の前にある人、
次は"転職じゃない!"これまでの経験を活かして起業をしたい人、
生まれ育った地域のために、貢献する仕組みを作りたい人
さまざまなバックボーン、多様な世代が一同に集い、地域を知り、仕組みを学び、
それぞれのアイデアを形にする2ヶ月間。
そして今年、だれもが想像しなかった新型コロナウイルス感染症の拡大という事態によって、
私たちの生活はまさに大きく変化しました。
通勤せずに在宅勤務はできるという気づき、遠出ができなかった反面気づいた身近な地域の魅力、
一方で、直接会って話したり、食事をしたり、旅先に足を運んだり、
そのようなものの価値を一層認識したともいえそうです。
地方に行かなくても、
あたらしいチャレンジに挑戦できる
場所がココにある。
さあ、ヨコハマではじめよう。
近年、人口減少・高齢化と国全体が大きく変化する社会環境の中で、ここ横浜も例外ではありません。特に高度経済成長時代に全国から都市部への人口移動によって形成された横浜では、今後急速に高齢化が進みます。私たちが生きる日本は今後、高齢化に伴う医療や福祉の考え方や仕組み、人口減少による労働力低下を補うテクノロジーの進化、ITを活用したサービスなど、さまざまな技術革新や革新的サービスが求められる時代へと突入していきます。
ソーシャルビジネス・スタートアップ講座は、ソーシャルビジネス分野の起業を志し、それぞれが持つ【課題】意識を、実際に“起業”というアクションへ進める為に、必要とされるであろう本分野での知識・求められるコミュニケーション構築力・持続可能なビジネスを描き事業を推進するための経営力など、多様なスキルを総合的に学ぶ短期プログラムです。
現在の社会環境をピンチの時代ではなく、あたらしいチャレンジが求められる“チャンス”の時代と捉え、地域や街、社会の【課題】をビジネスの手法で解決したい方々のエントリーをお待ちしております。
都市部と郊外、さまざまな課題が顕在化する横浜で、次の未来を描くチャレンジを多くの仲間と共に。本講座でソーシャルビジネスについて学び、アイデアをカタチにしてみませんか?
自分がどこまで「SOCIAL」にやろうとしているのか、どこまでビジネスにしようとしているのか、整理することが出来た。[30代男性]
2ヶ月間で「起業」がよりリアルなものになりました。何から手をつけていいのかわからず、悶々としていた2ヶ月前と今とでは、1日の使い方が全然違うものになりました。[40代女性]
先輩起業家として登壇された講師の方の思いに共感。改めてソーシャルビジネスっていいなと思いました。[40代女性]
多くの人に関われたこと、横浜のことを知れたこと、今までしていなかったアイデアや想いを発表するということ。参加しなければ得られなかったことが沢山あった。[20代男性]
とにかく濃厚な時間でした。[30代女性]
初日の和波さんのお話が目からウロコでした。“起業”に対する考え方が変わった。[20代女性]
開催期間 :
9月9日(水)ー11月15日(日)
水曜日/土曜日/日曜日に実施。全11コマ11日間
対象者 :
横浜市内で起業をしている方・横浜市内で起業をする予定の方
募集期間 :
8月4日(火)ー9月2日(水) まで
開催場所 :
Zoom(オンライン)およびmass×mass 関内フューチャーセンター
※オンラインとオフラインの併用で実施いたします。新型コロナウイルス感染症の拡大状況によって、事務局で判断いたします。
定員 : 50名(先着)
申込多数の場合は、横浜市民の方または横浜市内で既に起業している方を優先します。その上で、9月8日(火)までに受講の可否をご連絡いたします。
受講料:無料
応募方法:
下記のエントリーフォームより、お申込み下さい。
講座の修了には
下記の要件を満たす必要があります。
日時 | 内容 / 講師 |
---|---|
9月9日(水) 19:00〜21:00 |
第1回:オリエンテーション・起業のためのマインドセット 和波俊久 LeanStartup Japan |
9月16日(水) 19:00〜21:00 |
第2回:ソーシャルビジネスの歴史的背景、現状把握、成功事例等 中島智人 産業能率大学 教授 |
9月23日(水) 19:00〜21:00 |
特別編:受講生チームビルディング(任意参加) 事務局 |
9月26日(土) 10:00〜12:00 |
第3回:ビジネスプランの作り方① ★ 市岡久典 中小企業診断士 |
9月30日(水) 19:00〜21:00 |
第4回:ビジネスプランの作り方② ★ 大杉泉 大杉公認会計士事務所 |
10月7日(水) 19:00〜21:00 |
第5回:ソーシャルビジネスにおけるマーケティングの基本と実践 ★ 加藤たけし 株式会社ループス・コミュニケーションズ |
10月17日(土) 10:00〜12:00 |
第6回:社会的企業の法人格 治田友香 関内イノベーションイニシアティブ株式会社 |
10月21日(水) 19:00〜21:00 |
第7回:コミュニティの作り方 ★ 受講生OBOG |
10月28日(水) 19:00〜21:00 |
第8回:プレゼンテーションの技術向上 加藤桐子 株式会社クリエイティブクラスコンサルティング |
11月1日(日) 10:00〜15:00 |
中間発表 |
11月15日(日) 10:00〜15:00 |
最終発表 |
※ 講師は予告無く変更する場合が御座います。予めご了承下さい。
※ 特定創業支援事業のメリットを受けるためには、★のついた講義を全て受講かつ講義全体の7割に出席し、ビジネスプランを提出する必要があります。
治田 友香
関内イノベーションイニシアティブ株式会社 代表取締役
1967年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。建設会社、日本NPOセンター、シーズ=市民活動を支える制度をつくる会スタッフを経て、2007年から起業家支援財団へ。2013年3月に同財団事務局長を退職。2010年12月に当社取締役、2013年6月から現職。NPO法及び認定NPO法人制度の創設及び改正に向けた運動、地方自治体におけるNPO支援策や企業の社会貢献プログラムの企画実施に携わる。財団では、将来起業家をめざす大学生等を対象にした奨学金給付事業の立ち上げ、公益法人化を達成した。2010年度~2011年度、内閣府による地域社会雇用創造事業の一環で、iSB公共未来塾および社会起業プランコンテストを実施している。2012年度は、新しい公共支援事業(神奈川県)の委託事業として、YSB(ヨコハマソーシャルビジネス)スクールを実施。
ソーシャルビジネススタートアップ講座も今年で7年目に入りました。
これまで450名の方々が本プログラムを受講し270名が修了、この6年間で40人以上が法人化や個人事業主として、地域で実際に課題解決のアクションをスタートさせています。これまで同様、今年も多くの方々と一緒に学び考え、対話を通して個々のアイデアを形作るお手伝いを進めてまいります。
・社会的企業とは何か?
・地域で課題を解決しながら、持続可能なビジネスを作るにはどのようなスタイルがあるのか?
試行錯誤を重ね、それぞれのスタイルを確立した先輩起業家本人からの体験談、大学講師によるアカデミックな視点、現役公認会計士が考えるファンドレイズのあり方など、今回も貴重な意見や情報が集う、学びの場となるはずです。7年目に入り、これまで参加した受講生同士の期を超えた縦のつながりもより多く生まれてきました。私たちが目指すのは、ソーシャルビジネス分野で起業する人、起業家した人がゆるやかに繋がり、成功の経験も失敗の経験も、近い関係性の中でシェアし合える、そんなコミュニティをここ横浜に生み出すこと。常に変化する地域課題や社会的課題を一人の人間が解決していくことには限界があるでしょう。横浜という地域には、お互いを支え合う起業家が集い、ソーシャルビジネス分野の『エコシステム』が形成されていく。その1つのエンジンとして本プログラムが着実に機能していくことを目指し、チーム全員で企画運営していきます。
また本プログラムは、ソーシャルビジネスの起業家の創業フェーズを支援する「ソーシャルビジネス創業支援事業」の一環として、横浜市経済局より委託され実施を行なっていきます。
我々関内イノベーションイニシアティブ株式会社としましては、ソーシャルビジネスの起業家の支援と合わせて、一般の市民の皆さまがソーシャルビジネスとの関わりを増やし、“プロボノ”として実際にスキルや経験を提供し合う機会を生み出すことで、横浜にさらなる大きな生態系を描いていくことを目標にしながら、より一層努力して参ります。本プログラムもビジョンと情熱を持った未来の起業家のみなさんの数多くのエントリーをお待ちしております。
和波 俊久
Lean Startup Japan LLC 代表社員
琉球大学「ベンチャー起業講座」講師
自身2度の起業経験と、IT企業でのプロセスコンサルタントとしての活動を経て、2012年に"Lean Startup Japan LLC"を設立。日本の「トヨタ生産方式」を起源とするリーンスタートアップの考え方を利用した新規事 業の立ち上げ支援を行っている。 プロセスコンサルタントの視点を活かし、「どのような事業を始めるか」ではなく「どのように事業を始める か」にフォーカスした独自のコンサルティングを提供する。クライアントはベンチャー企業や将来起業を目指すアントレプレナーのみならず、新規事業創出を手がける大企業や地方自治体にも及んでいる。
参考図書:リーンスタートアップ(エリック・リース著)
アントレプレナーの教科書(スティーブ・ブランク著)
ビジネスモデル症候群 ~なぜ、スタートアップの失敗は繰り返
されるのか?(和波俊久著)
中島 智人
産業能率大学経済学部 教授
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で、イギリスの市民社会組織について学びました。専門は、非営利組織や社会的企業にかかわる制度や組織、その支援組織(中間支援組織)の日英比較です。大学では、非営利組織のマネジメントやマーケティング、経営組織論を担当しています。神奈川県内の自治体の 市民活動推進・市民協働推進にかかわるほか、 高齢者向け事業を行う社会福祉法人や「食」にかかわる市民活動団体でも活動しています。
「社会的企業に関する一考察-ビジネス・モデルの視点から」~産業能率大学紀要31巻 第2号~ 中島 智人(2011)
https://www.sanno.ac.jp/undergraduate/library/
cpir4n0000006hnm-att/310202.pdf
『闘う社会的企業』(勁草書房) 藤井敦史、原田晃樹、大高研道(編)(2013)
『住民のやる気を支える支援の手引き』一般社団法人全国食支援活動協力会(編)(2019)(2020)
市岡 久典
中小企業診断士/キャリアコンサルタント
経営コンサルタント、心理カウンセラー。起業セミナーの講師など創業・起業支援に取り組んでおり、特にソーシャルビジネスや女性起業の支援に携わる。起業時や新規事業におけるビジネスプランの作成支援では、実行性の高いプランになるようコンサルティングを行なっている。独立や起業の実現に向けたコーチングも提供している。
<関連実績(一部)>
・社会的企業育成支援コンソーシアム(内閣府事業)にて、インキュベーション・マネージャーを担当
・パーフェクト起業・経営セミナー(横浜企業経営支援財団主催)にて、ビジネスプラン作成講義を担当
加藤 たけし
株式会社ループス・コミュニケーションズ マーケティング コンサルタント
文部科学省 大臣官房 広報室 広報戦略アドバイザー
一般社団法人 Work Design Lab 共同創業者・理事
人材企業でWebマーケティング・編集・新規事業立ち上げを経験後、ITベンチャーを経て現職。ソーシャルメディアを中心としたデジタル・マーケティングの企業向けコンサルティングを手がける株式会社ループス・コミュニケーションズの週3正社員。 非常勤国家公務員として文部科学省大臣官房で広報戦略アドバイザーも務めるほか、NPOマーケティングや共働き夫婦の新しいワークスタイルに関連する講演や執筆を行っている。准認定ファンドレイザー。
加藤 桐子
株式会社クリエイティブクラスコンサルティング 代表取締役社長
外資系ソフトウェア企業にてERP型人事システムの導入提案やビジネス開発に従事。プレゼンテーション、講演実績多数。2006年3月に「自ら考え行動できる人材、価値を創出できる組織作りを支援」をモットーに経営戦略、事業支援、人事、人材育成のコンサルティング会社「クリエイティブクラスコンサルティング」を設立し、コンサルティング、研修等のサービス提供を行っている。 2006年3月「自ら考え行動できる人材、価値を創出できる組織作りを支援」をモットーに、人事制度構築、人材育成計画立案、経営・事業計画立案、事業再編・企業統合等のコンサルティング支援サービスおよび研修を提供。コンサルティングの特長はクライアントのメンバー様に対し、プロジェクトワークを通じてスキルトランスファーを行う「クライアント育成型コンサルティング」を推進している。
期日となりましたので募集は終了とさせていただきました。
多くのお申し込みありがとうございました。
mass×mass
関内フューチャーセンター
〒231-0003 横浜市中区北仲通3-33
関内フューチャーセンター
みなとみらい線 馬車道駅 6番出口から歩いて3分 ・ JR京浜東北線 関内駅 北口から歩いて10分
2014年から始まった当講座の修了生は、総勢270名超!横浜市内外、さまざまな分野で起業したり地域活動の一員になったり、それぞれに活躍をしています。今回は、修了した期を超えてネットワークを築いていただくための交流イベントを開催いたします。もちろん今期の受講生も参加できます。
(一般の方の参加は未定)
日時:10月11日(日)14:00~17:00(予定)
場所:mass×mass関内フューチャーセンター
(※新型コロナウイルス感染症拡大の状況によってオンラインで実施いたします)
登壇:
関内イノベーションイニシアティブ
株式会社
mai:info@massmass.jp
TEL:045-274-8701(平日10:00-17:00)